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【レポート】3.11を持ち寄る会

  • 執筆者の写真: はいスクール アート
    はいスクール アート
  • 2021年3月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年3月5日

今回この企画は、参加者の一人であるAmmyちゃんが、3.11に合わせてブログの中で発表する文章を準備しているという話をきいたことがきっかけ。


また、3.11はいつもどう過ごしているかとか、日常の中で思うことなどをちょっと腰を据えて話してみましょうという流れになり、集まってみることに。北上川付近にある緑色のホテル「FUTABA INN」に会場協力いただき、オーナーである小杉さんも加わってお茶を囲みながら話しました。

3.11はFUTABA INNさんでも満室になるくらい、いつもとは違うお客さんのいりだったそうで、それぞれどんな風に3.11を過ごしたかを振り返りました。


Ammyちゃんは、お気に入りのラジオで石巻の当日の様子を紹介し、「現地の様子を知れてよかった」と喜ばれたり、一方でラジオ以外は、仕事も休まずに日常の生活過ごすようにしていたそうです。

小杉さんも、いろいろな当時の被害状況や感情があるので、3,11に特別になにかをすることが憚れて、毎回なるべく普段通りをこころがけているそうです。

平野くんは、街中を散歩しながら海の方を見渡せる場所で黙祷することにして、下を見下ろすと車がその時間に合わせて止まっていくのが目に入り、普段と違うなんとも言えない瞬間があったこと。

私自身は日常とあまりかわらずの中、ちょっとだけ地元の友達やお世話になった人たちと連絡を取り合ったりして、その話の中でも割と日常生活をしている中で黙祷をするというような感じが多く、3.11は特別でもあるけれど、日常でもあるような感覚もしています。


そして、Ammyちゃんのテキスト(2019年のリボーン参加作品や、今回ブログで発表した内容)を紹介してもらいながら、本当にいろいろな話題になりました。メディアで扱われる「被災地や石巻の様子」に違和感を覚えてしまったり、最近放映されたドラマの話になったり…。


とても書ききれないので、出てきたキーワードだけでも羅列します↓

「被災者を演じてしまうこと」「震災の人というふうに思われたくない気持ち」「原発なども含めた温度感の違い」「地域内・外だからこその聞けること、知れること」「震災直後のいろいろな支援やまちづくりへすっとに入り込めない違和感」「地元?移ってきた人?」「被災者と言えない気持ち」「何かに対して、気にくわない感情」「アウトプットすること」「表現に対して(怒りなどでも)反応すること」(偏ってすみません!)


実験的な会だったのですが、一人では振り返ることのできなかった3.11や今までの日常のことを想う時間が過ごせました。正解もないし、遠くからだからこそ被災地の様子を知りたいという気持ちもあるし、整理しきれない感情ものこっている中で、正解を決めつけたり、知ったつもりにならない感覚を持ち続けることが難しい…とも改めて痛感。


後半では、FUTABA INNさんの3.11当日の様子なども伺いました。夜通し津波が流れたり引いたりする中で、近くの住吉神社の丘の上に避難していたそうです。その時は、35人くらいが集まって、テントをたて、家の食料を分けながら一過ごごした一晩。丘の上から、日和山の先にある門脇エリアの火災が見えていたそうです。


会終了後には、FUTABA INNのお部屋なども見せてもらったり、雨も止んでいたので、話にも出てきた近くの住吉神社、巻石(石巻の名前の由来になったといわれているパワースポット)もみにいったりしながら解散しました。


避難生活を経験したり、停電が続いたり、家族で一人だけ安全な場所で過ごしていたなど、今日集まったメンバーでも全く違う日だったあの日を、ほんの一部ですが持ち寄ってみました。普段しっているはずの場所や人のことも少し違って見えて、こんなふうな会も今後何かできたらいいなと思いました。(志村)


協力:FUTABA INN


参考:Ammy


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