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mado-beya「隣り合う隙間」連動オンライン企画「アートのあれこれQ&A!先輩たちが答えます!」

石巻街中にあるアートスペース「石巻のキワマリ荘」は部屋ごとにアーティストのオーナーがいて定期的に展覧会やイベントなどの企画をしています。そのうちの一つ、mado-beyaは石巻在住の彫刻家ちばふみ枝さんが主催するスペースです。今回は、開催中の「隣り合う隙間」展の連動トークとして、参加作家の冨井大裕さん、中﨑透さんをお招きし、作品のご紹介や、制作の背景などを伺います。開催中のギャラリーで収録した映像を、オンライン上で公開します。

また、このトークでは登壇者への質問も募集します。「作品のアイディアはどこからくるのか」「そもそも、現代アートってなんですか?」「アーティストってどんな風に制作をしているのか?」など、作品を鑑賞して浮かんだ疑問や、アーティストへの質問を受け付け、トークの中でお答え予定です。学校や普段の生活では聞いてなかったことや話題にしないことも、この機会にぜひ投げかけてみませんか?


登壇者:ちばふみ枝(mado-beya)、冨井大裕(美術家)、中﨑透(美術家)

2022年3月13日(日) 13:00より、イシノマキ アート はい!スクールの公式HPにて映像公開開始。


展覧会mado-beya「隣り合う隙間」情報はこちら

3/27までの毎週土日オープン。トークでは展覧会のことや、出品作品についても話題になりますので、ぜひ合わせて展覧会もお楽しみください。


質問は、下記のフォームか、メールにて受付します。

rafschool2021@gmail.com

※全ての質問に答えられない場合がありますので、ご了承ください。

展覧会 mado-beya「隣り合う隙間」の様子 


登壇者情報


ちばふみ枝

1981年宮城県石巻市生まれ。2006年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了後、都内を中心に作品を発表。2011年東日本大震災を機にUターン。現在は「石巻のキワマリ荘」内に自身が企画運営するアートスペース「mado-beya」を2020年1月にオープンし、拠点として活動している。レリーフを自立させる手法で彫刻作品を制作する傍ら、津波で被災した実家の手入れを2019年より再開し、その記録写真を『海とカモシカ』シリーズとして展開している。

【近年の主な展覧会】

2021-2022年「くすんだベール2011-2022」GALVANIZE Gallery/石巻市(個展)

2021年「フェスティバルFUKUSHIMA! 2021」四季の里/福島(グループ展)

2021年「いくつもの小さな広場」Cyg art gallery/岩手(個展)

2020年「遠い庭」GALVANIZE Gallery/石巻市(個展)

2019年「Reborn-Art Festival 2019」石巻市(芸術祭)

ちばふみ枝、《飾り棚(トロフィー)》、2021年 


冨井大裕

1973年新潟県生まれ、東京在住。武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。2015年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてニューヨークに滞在。既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。近年の主な個展に「彫刻になるか?ーノート、箒、BAR」(マツモトアートセンターGALLERY、awai art center、kulwa/長野 2020年)、「動き」(switch point/東京 2020年)、「一寸」(照恩寺/東京 2020年)、「紙屑と空間」(Art Center Ongoing/東京 2020年)、「メロー」(KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS/東京 2020年)、「線を重ねる」(Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku/東京 2021年)など。主なグループ展に「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」(東京都現代美術館/東京 2019年)、「大速攻展」(水戸芸術館現代美術ギャラリー 展示室8/茨城 2019年)、「引込線/放射線」(第19北斗ビル、旧市立所沢幼稚園/埼玉 2019年)、「AGAIN-ST第9回展 BREAK/BREAKER シュート彫刻のありか」(武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 2号館309・310教室/東京 2019年)、「Re construction 再構築」(練馬区立美術館/東京 2020年)、所蔵作品展「MOMATコレクション」(東京国立近代美術館/東京 2021年)など。2008年よりアーカススタジオにて、作品が朽ちるまで続く実験的な個展「企画展=収蔵展」を開催。SNSにて日々発表される「今日の彫刻」などと併せ、既存の展示空間や制度を批評的に考察する活動も行う。現在、武蔵野美術大学准教授。

冨井大裕、《NR(踊るノート)#18》、2019年


中﨑透

1976年茨城生まれ。美術家。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中﨑透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる(-2021年)。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。

主な展覧会として「そらいろユートピア」十和田市現代美術館(青森/2014年)、「札幌国際芸術祭(SIAF)2017」500m美術館(北海道/2017年)、「リボーンアートフェスティバル2019」旧荻浜小学校(宮城/2019年)など。Nadegata Instant Partyとしての主な活動として《24 OUR TELEVISION》青森公立大学国際芸術センター青森(青森/2010年)、《COUNTRY ROAD SHOW》(MOTアニュアル2012)東京都現代美術館(東京/2012年)など。主な企画した展覧会として「スーパーローカルマーケット」九州芸文館(福岡/2018年)、「としのこえ、とちのうた。」旧豊田東高校(愛知/2019年)

中﨑透、《雪降る夜、星降る夜、と種》、2021年




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